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ヨーロッパ3カ国を訪問中の岐阜県の古田肇知事 ポーランド・シロンスク県と友好交流の覚書締結  

ヨーロッパ3カ国を訪問中の岐阜県の古田肇知事は30日、ポーランド南部のシロンスク...
シロンスク県と友好交流に関する覚書締結=日本時間30日午前、ポーランド

 ヨーロッパ3カ国を訪問中の岐阜県の古田肇知事は30日、ポーランド南部のシロンスク県との間で友好交流に関する覚書を締結しました。

 古田知事ら岐阜県の訪問団は、シロンスク県の県都カトウィツェ市を訪れ、国立民族合唱舞踊団「シロンスク」による歓迎の合唱で迎えられました。

 シロンスク県と岐阜県との交流は、2021年の東京オリンピックの際、ポーランド代表のカヌーチームが恵那市で事前合宿を行ったことをきっかけに始まったものです。

 シロンスク県議会議事堂で行われた締結式では、古田知事とシロンスク県のヤコブ・ヘウストフスキ知事が文化、スポーツ、観光、経済の4分野での交流を盛り込んだ覚書を交わしました。

※古田肇知事
 「今回の覚書調印を機会に皆さんと一緒に積極的に広く深く未来志向の交流を進めていきたい」

 また、古田知事は交流の具体案として、来年、岐阜県で開かれる国民文化祭を通して、ポーランドの魅力を日本全国に発信していく考えを示しました。

 一行はその後、シロンスクのスポーツの拠点であるシロンスクスタジアムや、シロンスク博物館を視察しました。

※ 現地報告 夏目伸城 ディレクター
 「東京オリンピックをきっかけとした始まった新たな交流が、今回、友好交流の覚書という形として実を結びました。一方で古田知事は取材の中で、こうした交流を長く続けていくことの難しさも語っています。県と県という交流を、市町村、さらには民間レベルでの草の根の友好交流に広げていけるかどうかが、互いの地域の発展につなげていくカギとなりそうです」

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