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本殿などを一般公開 県重要有形文化財「飛騨東照宮」 岐阜県高山市

岐阜県の重要有形文化財に指定されている飛騨東照宮が一般公開され、参加者が本殿など...
本殿などが一般公開された飛騨東照宮、26日午前、高山市西之一色町

 岐阜県の重要有形文化財に指定されている飛騨東照宮が一般公開され、参加者が本殿などを見て回りました。

 高山市西之一色町にある飛騨東照宮は、徳川家康を祀る神社です。1619年に3代目高山藩主の金森重頼が、日光東照宮の分霊をこの場所に移して建てられました。

 飛騨東照宮の一般公開は高山市が行ったもので、参加した市民ら約20人が普段は入ることができない境内を巡りました。

 県の重要有形文化財に指定されているのは、東照宮の本殿と唐門、それに社を囲む透塀で、権力者を祀る霊廟建築としては飛騨地方で唯一の建物です。

 26日は、神社が所有する彫刻や掛軸などの解説も行われました。

 また、午後にはこの神社で4月に奉納される県の重要無形民俗文化財「おかめ舞獅子舞」が披露されました。

 お多福の面を付けた「おかめ」の所作や舞いを火男の面を付けた「アオゾウ」が真似る姿がユーモラスに演じられ、参加者から拍手が送られていました。

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