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故・細江光洋さん没後20年企画展 岐阜県美術館

高山市出身の写真家細江光洋さんの没後20年の企画展が岐阜県美術館で開かれています。
細江光洋さんは、飛騨の風土をテーマにした写真を半世紀余りにわたって撮り続け、山里の自然環境の中でたくましく生きる人々の姿を見つめてきました。
「『飛騨』を撮る」と題した今回の企画展では、細江さんが撮影した写真のうち、県美術館に寄贈されたモノクロフィルムをもとにプリントされた合わせて103点の作品が展示されています。
このうち、合掌造りの家屋を取り壊す様子が記録されている写真は、白川村の合掌集落がユネスコの世界遺産に登録される際に重要な資料となりました。
妻のせつ子さんはこの企画展を通して、「昔の飛騨の生活を知ってもらいたい」と話しています。
細江せつ子さん
「昔の写真は本当に純粋で子ども・大人も本当にいい顔をしている。昔の生活と今の生活とはあまりにも差がありすぎて、昔の飛騨を見てもらいたい」(22秒)
この企画展は 9月3日まで開かれています。