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「寒天」はどう作られる? 岐阜県内の子どもたちが海の課題を学ぶ 海と日本プロジェクト

恵那市で生産が盛んな「寒天」をテーマにした宿泊イベントが行われ、県内の子どもたちが海の課題について学びました。
このイベントは、豊かで美しい海を次の世代に引き継ぐために全国で展開されている日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で、県内の小学5・6年生20人が参加しました。
参加者は、恵那市山岡町の工場を訪れ、海藻のテングサを原料に専用の道具を使って細寒天を作る「突き出し」の作業を体験しました。
三浦仁憲社長からは寒天作りでは気温が低く、凍ることが重要としつつ温暖化により凍らない日が増えているといった影響を学びました。
その後、子どもたちは船で愛知県の篠島へ渡り、魚やタコのつかみ取りを体験し、地元の漁師からも温暖化で海水の温度が高く取れる魚が減ったことなど最近の海の変化を聞きました。
2日目は、漁船に乗って篠島を周遊して海の魅力を満喫し、イベントで学んだことを絵に描いて発表しました。
※参加者
「今まで寒天は海のそばとかで、作られていると思っていたけど、山奥で作られていてびっくりしました」
※参加者
「漁の船に乗って落ちそうで、ドキドキしたところが楽しかったです」