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リニューアル工事を前に高山植物の保護活動 新穂高ロープウェイの山頂駅周辺エリア 岐阜県高山市

リニューアルに向けた工事が進められている高山市の新穂高ロープウェイの山頂駅周辺で18日、工事エリアに自生する高山植物を一時的に別の場所に移す作業が行われました。
これは、高山植物を工事から守るため、安全な場所に植え替えるものです。
再整備が行われているのは、標高2156メートルの西穂高口駅に隣接する「頂の森」の工事エリアで、一帯は中部山岳国立公園の中にあり、さまざまな種類の植物が自生しています。
18日は工事関係者やロープウェイの従業員ら計6人が植物の移植作業を行いました。
踊り場や歩道が整備される場所に自生する高さ5センチほどの「マイヅルソウ」の株をスコップを使って土ごと掘り起こしたほか、ツツジ科の「アカモノ」や「イワナシ」、ユリ科の「ヒメタケシマラン」などを根が付いた状態で掘り出しました。
掘り出した高山植物は、近くに作られた畝に移植し、工事が終わったあとに植え戻すことにしています。
※奥飛観光開発株式会社 執行役員 後藤俊幸さん
「中部山岳国立公園内の高山植物を無駄にすることなく生かしていく、それをたくさんの人に知って頂きながら将来世代に繋いで行きたいと思っています」
新穂高ロープウェイの山頂駅周辺エリアの再整備は、2023年10月のリニューアルオープンを目指しています。
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