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岐阜県内初 小型ドローンを活用してガス管の点検作業 安全かつ作業時間とコストを縮減

大垣ガスとNTT西日本グループは、県内で初となるドローンを使った橋梁のガス管点検を8日、大垣市で行いました。
点検は、大垣市を流れ杭瀬川に架かる橋で行われました。
ガス管を管理する大垣ガスによりますと、橋に架けられたガス管は管内に100カ所以上あって、ひび割れやさびなどの異常がないか点検する作業は重要なガス管については週に1回、目視で行っています。
しかし、点検者の負担やコストの増加などが課題になっていました。
そこで、NTT西日本グループは通信設備や水道管の点検で運用実績のある小型ドローンを活用したガス管の点検を提案しました。
ドローンの活用により作業員の安全性が確保できるほか、作業時間とコストを大幅に短縮できるということです。
ドローン点検の担当者は「インフラ事業者は点検業務に共通の課題を抱えている。ドローンの活用により課題解決につなげたい」と話していました。
両社は将来的にAIをはじめとする最新の技術を取り入れて、日常的な点検のほか、災害復旧などの連携も強化していくとしています。