岐阜から全国、そして世界へ！　競泳「金藤理絵杯」が岐阜市で初開催

　リオデジャネイロオリンピック女子２００メートル平泳ぎ金メダリストの金藤理絵さんが名誉会長を務める水泳競技大会が３０日、岐阜市で開かれ、幅広い世代のスイマーが爽やかな汗を流しました。

　「ＲＩＥ ＫＡＮＥＴＯ Ｍｅｍｏｒｉａｌ Ｃｕｐ ２０２３」は、幅広い世代の参加を目的に、全国ＪＯＣジュニアオリンピック夏季大会県予選と県社会人選手権を統合した大会です。

　開会式で、大会特別顧問の古田肇知事は「県屈指の大会として続けていきたい」と、金藤さんは「世界一を目指すため自分を支えてくれた岐阜で大会を開催できてうれしい」と話し、選手にエールを送りました。

　大会には６２０人が参加し、熱いレースを繰り広げる中、金藤さんはデモンストレーションで５０メートル平泳ぎを披露し、キックした後の手の動きについて「できるだけ遠くに手をのばし水をかくよう意識している」と形や姿勢のイメージを伝えました。

　また選手らは金藤さんから記録証を受け取ると、一緒に写真を撮ったり、サインをもらったりと交流を深めていました。