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土岐市の障がい者施設がコロナ感染対策補助金を不正受給 岐阜県が補助金の返還命令

 2023年4月、土岐市の障がい者施設が県の新型コロナウイルス感染症対策の補助金を不正に受給していた事件について、県は28日、施設を運営する事業者に補助金295万円余りの返還を求めました。

 この事件は、2023年4月26日、土岐市で就労継続支援事業所などを運営する「アルムの家」の元代表が、県の感染対策補助金を不正に受給したとして、詐欺の疑いで逮捕、その後、起訴されたものです。

 県によりますと、「アルムの家」が運営する障がい者グループホーム「アルムもみの木」では、感染症防止対策として多機能型の簡易居室(プレハブ)2棟を設置したとして県に補助金を申請し、295万円余りを受け取っていましたが、実際には設置した事実はなく、県に提出する建物の写真や設置業者の請求書などを偽装していました。

 県は28日付で「アルムの家」に対して交付決定の取り消しを行うとともに補助金の返還を命令しました。

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