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高校野球岐阜大会ハイライト(26日) 岐商対決は市岐阜商が勝利、県岐阜商3連覇ならず 大垣日大は4年ぶり決勝へ

◆大垣日大 11-4 帝京大可児 ※延長10回タイブレーク(準決勝・長良川) 5...
県岐阜商打線を完封した市岐阜商のエース 森楓真投手=26日午後、長良川球場

◆大垣日大 11-4 帝京大可児 ※延長10回タイブレーク(準決勝・長良川)

 5年ぶりの甲子園出場を目指す大垣日大と、初出場を目指す帝京大可児との準決勝。

 先攻の大垣日大は初回、フォアボールでランナーを出すと、3番米津のタイムリーヒットで先制します。

   一方、帝京大可児は2回ウラ、2アウト三塁として7番河尻がタイムリーを放ち、すぐさま同点に追いつきます。

  しかし大垣日大は3回、先頭バッターの1番髙川。レフトへのソロホームランで再び試合をリードします。

 それぞれ1点ずつを加え、3対2で迎えた6回の帝京大可児。先頭の4番美野田が2ベースヒット、さらに送りバントでランナーを三塁に進めると、7番河尻の場面でスクイズ。これを成功させ、同点に追いつきます。

 その後は大垣日大の2番手・矢野と、帝京大可児の2番手・西田が好投して互いに流れを渡さず、試合は延長タイブレークへと突入します。

  ノーアウト二塁一塁から始まる延長10回。大垣日大の阪口監督は、前の試合で2本のホームランを放っている先頭バッターの3番米津に送りバントをさせ、ランナーを進めます。
  そして打席には、この日ノーヒットの4番髙橋。主砲の一打は試合を決定づけるタイムリースリーベース。大垣日大はここから打線が爆発し、一挙8点を奪います。

  投げては8回ウラから再びマウンドに上がったエース山田が、10回を3人で締め、試合終了。大垣日大、4年ぶりの夏の決勝の舞台に進みます。


◆市岐阜商 2-0 県岐阜商(準決勝・長良川)

  大垣日大が待つ決勝へ進むのは、市岐商か、県岐商か。おととしの決勝以来の「岐商対決」。

  2回オモテ。市岐阜商は、フォアボールと連打で1アウト満塁のチャンスを作ります。しかし、今大会初先発となった県岐阜商のエース今井が、8番森、9番太田を切って取り、ピンチを切り抜けます。

   今井は3回にも自らのエラーなどで0アウト満塁とされますが、ここも市岐阜商の4番、5番に一本を許さず、エースの威厳を保ちます。

   一方、今大会4試合目の先発マウンドとなった市岐阜商の絶対的エース・キャプテンの森楓真も、ヒットは許すものの要所を押さえるピッチングで、スコアボードに0を並べます。

   豊富な投手陣を要する県岐阜商は、6回からマウンドを森厳徳にスイッチ。
 
  市岐阜商は7回。その森から、先頭の8番・森楓真、9番・太田が連打。1番・宮下がデッドボールを受け、この試合3回目の満塁に。ここで迎えるのは、2年生の足立。センターへはじき返し、ランナー2人が生還。三度目の正直で、ついに試合の均衡を破ります。

  市岐阜商の森は8回。ヒットや自らのワイルドピッチなどで、2アウト三塁二塁と、一打同点のピンチを招きます。しかし、6番加納をファーストフライに打ち取り、得点を与えません。森は、9回にもヒットを許しますが後続を断ち、138球の熱投で8安打完封。

  おととしのリベンジを果たし、岐商対決を制した市岐阜商。15年ぶりの甲子園へ、あと1勝です。

  7月26日(水)深夜0時~放送 ぎふチャンテレビ「高校野球 岐阜の夏 ハイライト」より抜粋

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