岐阜県内（２６日）各地で３５度を超える猛暑日　２７日「熱中症警戒アラート」発表　

　２６日の県内は晴れて気温が上がり、各地で最高気温が３５度以上の猛暑日となりました。

　最高気温は、多治見市で全国３位の３９.２度、岐阜市で全国５位の３９.１度、美濃市と美濃加茂市で３８.８度を記録するなど猛烈な暑さとなりました。本巣市樽見では３７.８度と観測史上最高を記録しました。

　安八郡安八町では、午前１０時ごろ、男性（８７）が畑で倒れているのを近くの住民が発見し、病院に救急搬送されました。熱中症の重症とみられています。

　気温の高い状況はしばらく続く見込みで、気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高くなるとして、２７日の岐阜県に「熱中症警戒アラート」を発表しました。外出はなるべく避け、室内をエアコンなどで涼しくして過ごすなど、熱中症への警戒を呼び掛けています。

　また、県は２６日、ことし３回目となる食中毒警報を発令し、飲食店や県民に対し、食品の適切な取り扱いや手洗い・消毒の徹底を呼び掛けています。