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自動車EV化への対応に危機感 部品メーカーの約6割がマイナスの影響を懸念 岐阜県中小企業団体中央会のアンケート調査

世界的に自動車の電動化、いわゆる「EV化」が進む中、岐阜県内の自動車部品メーカー...

 世界的に自動車の電動化、いわゆる「EV化」が進む中、岐阜県内の自動車部品メーカーの約6割が、自動車の電動化「EV化」によってマイナスの影響があると考えていることが分かりました。

 これは、県中小企業団体中央会が県内の自動車部品メーカーを対象に実施したEV化に関するアンケート調査の結果、分かったものです。

 回答したのは115の事業者で、それによりますと、EV化で予測される影響について「マイナス影響」が56%、「影響なし」が34%、「プラス影響」が10%でした。

 また、EV化の進展に対する認識について「危機感がある」が44%、「分からない」が30%、「チャンスと捉えている」が16%、「直接影響なし」が9%となりました。

 主に切削加工や鋳造加工の事業者が強い危機感を持っているようです。

 県中小企業団体中央会では、自社の技術がEV化でどのように転用できるか不安を抱く事業者に対し、個別に課題対応の支援をすることにしています。

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