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地下1000メートルの坑内と研究施設を巡る 神岡鉱山を探検「ジオスペースアドベンチャー」 岐阜県飛騨市

スーパーカミオカンデや重力波望遠鏡「KAGRA」など、宇宙物理学の最先端研究施設...
研究施設を巡りながら学んだ参加者=15日、飛騨市神岡町、神岡鉱山

 スーパーカミオカンデや重力波望遠鏡「KAGRA」など、宇宙物理学の最先端研究施設を備える飛騨市の神岡鉱山で、坑内を探検する「ジオスペースアドベンチャー2023」が4年ぶりに開催されました。

 この企画は、地下1000メートルにある坑内や研究施設を巡りながら宇宙の起源に迫る素粒子ニュートリノの研究成果について学んでもらおうと行われたものです。

 全国から1000人を超える応募があり、抽選で選ばれた150人が参加。ヘルメットを着用し、ライトを手にして坑内を巡りました。

 参加者は、東北大学ニュートリノ科学研究センター修士課程2年の中村稜さんからニュートリノの特徴などについて説明を受け、地下空間を利用した最先端の研究に耳を傾けていました。

 また、暗い坑内を探検したり全長7メートル、約10トンあるロードホールダンプに触れたりして、鉱山の歴史も学んでいました。

※参加した男性
 「地下1000メートルに簡単に入って行けることは出来ないと思うので、子どもを連れて貴重な体験をさせてもらったと思います」

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