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「天候確認と装備の充実を」 北アルプスの夏山警備開始式 岐阜県警山岳警備隊

本格的な夏山シーズンを前に、北アルプスの登山者の安全を守る「夏山警備」の開始式が...
「夏山警備」の開始式に参加する県警山岳整備隊員ら=13日午前、高山市奥飛騨温泉郷神坂、新穂高登山指導センター

 本格的な夏山シーズンを前に、北アルプスの登山者の安全を守る「夏山警備」の開始式が13日、高山市で行われました。

 これは、14日から8月16日までの北アルプス夏山警備期間に合わせて行われたもので、県警幹部や山岳警備隊員ら約40人が出席しました。

 式では、大濱健志県警本部長が「北アルプスの山岳遭難を減らすことは我々に課せられた使命。登山者とふれ合う活動が登山者の安全につながる」と訓示しました。

※県警山岳警備隊飛騨方面隊 横山敦隊長
 「北アルプス一帯における夏山警備を実施します」

 県警山岳警備隊は明日から8月16日まで、登山指導センターや穂高岳山荘に常駐して夏山の警備にあたります。

 県警によりますと、去年の北アルプス夏山警備期間(※去年7月15日~8月16日)で発生した遭難事故は17件19人で、そのうち2人が死亡しているということです。

※ 県警山岳警備隊 仲辻直正隊長 
 「ご自身の登山の力量を極めて頂き、天候をしっかり確認して、装備を充実させて入山をしてください」

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