「５億円受給する資格ある」うそのメッセージで男性が詐欺被害　約１２３万円分電子マネー騙し取られる　岐阜県瑞浪市

　「５億円を受給する資格がある」などと、うそのメッセージを送り付けるニセ電話詐欺で、瑞浪市の高齢男性が電子マネーで約１２３万円を騙し取られました。

　６月上旬ごろ、瑞浪市に住む無職の７０代男性の携帯電話に「大切な権利を無駄にしていませんか？」とのショートメッセージが届いていて、男性は添付されていたＵＲＬにアクセスしました。

　接続したサイト上の相手から「生活福祉支援金として５億円を受給する資格がある」「手続きの経費を一部負担してください」といったメッセージが届き、話を信じた男性は相手の指示に従い、６月１５日から７月１１日までの間に市内のコンビニ３店で、８２回にわたり計１２２万８０００円分の電子マネーを購入し、マネーコードを相手に伝えてしまったということです。

　男性の妻が電子マネーを購入した大量のレシートを発見し不審に思い、１２日に警察に相談して詐欺だと分かりました。

　警察がニセ電話詐欺事件として捜査しています。