子どもの注射の痛みを和らげる冷却パックなど　岐阜商工会議所で新商品発表会　岐阜市

　企業や事業所が新商品や新サービスを紹介する記者発表会が１２日、岐阜商工会議所で開かれました。

　これは会員企業の新たな取り組みを応援するため、岐阜商工会議所が開いているものです。

　今回は３つの事業者が参加し、このうちシリコーン素材の加工と販売を手がけるタナックは、子どもの注射の痛みを和らげる冷却パックを発表しました。

　子どもへの皮下注射における医療従事者の負担を減らそうと開発された冷却パックは、肌にやさしい柔らかい素材でできていて局部を素早く冷却できるのが特徴です。

　臨床研究でも痛みの軽減が確認できたこの冷却パックは、１２日から販売が始まり、小児科を中心に年間１万個の販売を目指しています。

　また、建設業のアース・クリエイトは空から見る広告を発表しました。これは駐車場や屋上を広告媒体としてデザインするもので、企業のブランディングツールや店舗、イベントの認知度アップを狙って考案されました。

　岐阜商工会議所では、引き続き会員企業を応援して販路拡大と魅力発信をしていきたいとしています。