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多様性に応じた採用活動を推進 人材不足が急務の業界で 岐阜市のタクシー会社

全国的に乗務員が不足し、人材確保が急務となっているタクシー業界。こうした中、岐阜市のタクシー会社では、女性ドライバーを積極的に起用するなど、多様性に応じた採用活動を進め、効果を上げています。
岐阜市の日本タクシーでは、タクシー乗務員のイメージアップと人材不足解消を目的に、女性ドライバーの積極的な採用に乗り出しています。
※日本タクシー 山田健太郎 社長
「この前までは高齢の男性の職場ということで、あまり明るいイメージではなかったんですが、女性が増えてからは社内が明るくなったし、お客さまからも女性の乗務員が増えたと、いい反応をもらっている場合があります」
日本タクシーでは、数年前から女性専用更衣室の開設やドレッサーを設置し、女性が働きやすい環境を整備しています。
※女性社員
「すごく働きやすい環境で、はじめの研修も説明会も、女性の先輩社員の方が対応してくださるので、実際に安心して気軽に相談ができる。すごく安心して働けています」
日本タクシーでは現在、全乗務員の18%にあたる45人の女性ドライバーが活躍していて、全国平均の4%を大幅に上回っています。
また、2022年にタクシー運転手に必要な普通第二種運転免許の制度が緩和され、この会社では若い19歳の男性が近く独り立ちします。
※19歳の男性乗務員
「独り立ちして、早くお客さまと触れ合うということが楽しみな方が、今は強い気持ちであります。若さを大切に元気よくパワフルに心を込めて一つ一つやっていきたい」
日本タクシーは引き続き、女性や若い人が活躍できるよう、積極的に採用活動していくということです。