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子どもを装って虐待を訴える嘘の通報 偽計業務妨害容疑で岐阜市の中学校職員の女を逮捕

他人の子どもを装って親から虐待を受けているかのような嘘の通報をし、警察官の業務を妨害したとして、岐阜市の中学校の職員が7日、逮捕されました。
偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは、瑞穂市内に住む会計年度任用職員の女 (38)で、岐阜市内の公立中学校で非常勤で不登校の生徒の相談などを担当していました。
警察によりますと女は6月21日、他人の子どもを装って「お母さんに殴られる。助けてください」などと、嘘の110番通報をして、警察官を現場に向かわせるなど警察官の業務を妨害した疑いが持たれています。
調べに対し、女は容疑を否認しているということです。
これを受け、岐阜市の教育委員会は記者会見を開き、謝罪しました。
※教育委員会事務局・寺田圭子氏
「指導監督する立場である岐阜市教育委員会と致しまして深くお詫び申し上げます」
教育委員会によりますと「勤務態度は普通で問題はなかった。生徒との間でトラブルの報告はなかった」と話していますが、今後、各学校に対し、信用失墜行為の防止に向け、指導するとしています。