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自らの相撲「受けて勝てないなら引退」 横綱・照ノ富士が名古屋場所を前に朝日大学で講演 岐阜県瑞穂市

大相撲の名古屋場所を前に、横綱の照ノ富士関が朝日大学を訪れ、相撲部を激励したほか...
講演で相撲について語る横綱・照ノ富士関=4日午後、朝日大学(瑞穂市穂積)

 大相撲の名古屋場所を前に、横綱の照ノ富士関が朝日大学を訪れ、相撲部を激励したほか、講演を行いました。

 照ノ富士関が朝日大学の相撲部を訪れるのは、今回が2回目です。

 相撲部には33人の部員が所属し、西日本の大学としては最も多い部員数です。

 稽古場を訪れた照ノ富士関は、ぶつかり稽古などに汗を流す約30人の部員の動きをじっくりと見て、気になる選手には直接声をかけて指導していました。

 このあと、大学の講義室で講演が行われ、学生や招待者が横綱の話に耳を傾けました。

 照ノ富士関は、自らの相撲を「受けて立つ」スタイルとした上で、「受けて勝てないなら引退という気持ちでとっている」と語りました。

 また、「(相撲が)強くなっても偉くなったわけではないと、常に考えて生活している」と謙虚な姿勢で話しました。

 講演の最後では、手の大きさを比べたいという女子学生のリクエストに横綱が笑顔で応え、会場は和やかな雰囲気に包まれていました。

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