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雪室の中で熟成「雪中酒」の出荷始まる 飛騨市河合町

天然雪の雪室の中で熟成させた酒、雪中酒の出荷作業が、5日から飛騨市で始まりました...
雪室で熟成させた「雪中酒」=5日、飛騨市河合町稲越

   天然雪の雪室の中で熟成させた酒、雪中酒の出荷作業が、5日から飛騨市で始まりました。

 雪中酒は冬しか味わえない生酒を夏にも味わってもらおうと、仕込んだ酒を室温1度から3度の「雪室」の中で、約3カ月寝かせて夏に出荷します。

 5日は、飛騨市河合町稲越の雪室から約1200本の4合瓶が取り出されました。

 出荷に向けた箱詰め作業は近くにある別の雪室で行われ、販売元の会社「飛騨ゆい」と、地元酒造店、宅配業者の27人で、発泡スチロールの箱に天然雪と桃の小枝とともに詰めていきました。

※「飛騨ゆい」中畑広一社長
 「予約にまだゆとりがありますので是非、お買い上げ頂きたいと思います」

 雪中酒は1本入りが4500円、2本入りが8000円(いずれも税・送料込み)で、8月までに約4000本が発送されます。

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