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インバウンドの回復で宿泊業などは採用が増加 外国人留学生向け就職支援セミナー 岐阜県大垣市

外国人留学生の県内就職を促進しようと、大垣市の岐阜協立大学で5日、留学生を対象と...
外国人留学生の就職を支援するセミナー=5日午後、岐阜協立大学、大垣市北方町

 外国人留学生の県内就職を促進しようと、大垣市の岐阜協立大学で5日、留学生を対象とした就職支援セミナーが開かれました。

 このセミナーは外国人留学生の県内就職を促進する県が主催したもので、大学などに通うネパールやミャンマー、パキスタンなど留学生20人とオンラインで15人の参加がありました。

 セミナーでは、留学生の就職に詳しい行政書士の田澤満さんが講演し、インバウンドが回復して宿泊業などの採用が増えてきた現状を説明した上で、「日本語能力試験は一番難しいレベルのN1を目指してほしい」と語学力の向上を呼びかけました。

 また、セミナーでは実際に企業で働いている外国人の先輩とのパネルディスカッションも開かれました。

 県と岐阜協立大学は2016年に就職支援に関する協定を結んでいて、学生の県内での就職促進に協力し合っています。

 日本学生支援機構が2021年度に実施した調査では、日本での就職を希望する外国人留学生は全体の58%を占めていますが、実際に国内の企業などへ就職できたのは46.5%にとどまっています。

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