地域企業の経営承継を支援　「ＮＯＢＵＮＡＧＡサクセション」が始動　十六ＦＧと日本Ｍ＆ＡセンターＨＤ

　地域企業の経営承継を支援する「ＮＯＢＵＮＡＧＡサクセション」が３日から事業を開始し、岐阜市でオープニングセレモニーが開かれました。

　「ＮＯＢＵＮＡＧＡサクセション」は十六フィナンシャルグループと日本Ｍ＆Ａセンターホールディングスの合弁会社で、後継者不在の問題を抱える地域企業の課題解決を図るサービスを展開します。

　オープニングイベントには十六フィナンシャルグループの池田直樹社長や、ＮＯＢＵＮＡＧＡサクセションの福井基泰社長らが出席し、テープカットで事業開始を祝いました。

　社名の「サクセション」には経営者の思いをつなぐという願いを込め、Ｍ＆Ａのノウハウを取り入れつつ、十六フィナンシャルグループの地域ネットワークを生かし、地場産業をはじめとした地域企業の経営承継問題解決に取り組んでいくということです。

※ＮＯＢＵＮＡＧＡサクセション 福井基泰社長
　「伝統や技術を守っていくことに対して、経営者の皆さんに理解をいただきながら、我々がそこにサポートができるというのが、一つの重要な使命だと思っているので、そういった形で取り組んでまいりたい」

　なお、Ｍ＆Ａの会社と地方銀行による合弁会社の設立は全国では初めてだということです。