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インバウンド回復で高山が上昇 岐阜県内の路線価

相続税などの算定基準となる土地の価格「路線価」が3日公表され、インバウンドが回復傾向にある高山税務署管内の最高路線価は上昇に転じました。
2023年分の県内の路線価は、約5000地点の平均で前の年から0.5%下落しましたが、下げ幅は前の年の0.9%から縮小しました。
また、県内7つの税務署ごとの最高路線価地点はいずれも前年と同じでした。
このうち最も高かったのは、18年連続で岐阜市吉野町5丁目の「岐阜停車場線通り」で、1平方メートル当たりの価格は前の年から4.3%上昇し49万円でした。
また、高山市上三之町の「上三之町下三之町線通り」は1平方メートルあたり22万5千円で、3年ぶりに上昇に転じました。
岐阜県内の路線価に詳しい不動産鑑定士の小池育生さんによりますと、「新型コロナの影響が緩和してインバウンドが回復してきたことがプラスに転じた」と分析しています。