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子どもの貧困なくそう 岐阜県職員組合が「古本募金」 労働組合で全国初

岐阜県職員組合は、国が子どもの貧困対策として事業者らと協働で推進する「こどものみらい古本募金」の取り組みを開始したと発表しました。労働組合による取り組みは全国で初めてだということです。
「こどものみらい古本募金」は、こども家庭庁などが子どもの貧困の解消に向けて取り組むプロジェクトの一環です。
県職員組合では組合員への福利厚生で図書の貸し出しを行っていて、県内9つある総合庁舎内には計約500冊の本が蔵書され、これまで貸し出しの役目を終えた図書は古本として廃棄していました。
今回の取り組みで寄付された古本は「こどもの未来応援基金」を通じて、学習支援などに役立てられるということです。
組合では今後、本部と総合庁舎内の職員組合支部書記局に古本の回収ボックスを設置するなどし、すべての県職員に広く呼び掛けるとしています。