東濃信用金庫が副業人材の活用を支援　岐阜県八百津町などと連携

　東濃信用金庫は２６日、加茂郡八百津町が取り組む副業人材の活用を支援するため、町などと連携協定を結びました。

　協定は、東濃信用金庫、八百津町、八百津町商工会、そして都市部の企業で活躍している地方での副業希望者を支援するみらいワークスの間で結ばれました。

　東濃信用金庫は、自治体など各団体と連携して都市部の人材と地方企業のマッチングによる地域経済の活性化を目指していて、このような協定は加茂郡白川町・川辺町・可児郡御嵩町に続き４例目になります。

　協定では、町内企業と副業人材のマッチングの推進などを盛り込み、第１弾として都市部の人材活用による経営課題の解決に向けたセミナーを６月に開催することとしています。

　締結式で、東濃信用金庫の加知康之理事長は「地域の金融機関として全力で取り組み、地域経済の活性化に向けて取り組んでまいりたい」とあいさつしました。

　また、金子政則町長は「この取り組みが事業者の課題解決につながり、町の商工業の発展に寄与する」と期待感を示しました。