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変電所の浸水を想定した電力復旧訓練 岐阜県郡上市 

大雨など大規模な災害時でも迅速な電力復旧ができるよう、中部電力パワーグリッドと関...
応急送電の訓練に臨む作業員=24日午前10時ごろ、郡上市

 大雨など大規模な災害時でも迅速な電力復旧ができるよう、中部電力パワーグリッドと関係機関が連携した訓練が24日、郡上市美並町で行われました。

 訓練は、台風による大雨で変電所が浸水被害を受けたという想定で行われ、県や郡上市など19団体が参加しました。

 移動式の変電所を設置して応急の送電を行う訓練では、専用のトラックに積まれた変圧器とキュービクルを3本の電力ケーブルで接続します。

 作業員は1本約250キロ、長さ30メートルに及ぶケーブルを確かめながら接続していきました。

 また、陸上自衛隊に電線や変圧器、発電機などの資機材を輸送してもらう訓練も行われました。

 2018年の台風21号では、県内で延べ21万7000戸が停電していて、中部電力パワーグリッド岐阜支社の梅村英一郎支社長は「台風などの自然災害に対して迅速な対応と適切な情報発信に努めたい」と話しました。

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