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飛騨の家具が障害者福祉施設に 「地域交流棟かっこうの森」開設

高山市の障害者福祉施設に、飛騨の家具などが並ぶ「地域交流棟かっこうの森」が開設されました。
これは、高山市国府町の障害者支援施設 吉城山ゆり園にある八角棟を、施設利用者と地域住民の憩いの場としてリノベーションしたものです。
名称も「地域交流棟かっこうの森」と改め、飛騨の家具メーカーがソファーやイスなど30点余りを寄贈しました。
現地では関係者約40人が出席してオープニングセレモニーが開かれ、飛騨産業の岡田明子社長から施設を運営する飛騨慈光会の宮川暁声理事長へ家具などの目録が贈呈されました。
施設の利用者を代表して松下千晴さんが「みんながくつろげる空間にしたい」と感謝の気持ちを伝えました。
21日は、家具の生地デザインの原作者で知的障害と自閉症のある画家、伊賀敢男留さんによるチェロの演奏会も開かれ、「かっこうの森」に心地よい音色が響いていました。