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徳川家康の岐路と選択 れいめい会・講演
徳川家康は、戦が続く時代の中でどのような選択をしてきたのか、家康の実像に迫る歴史勉強会が岐阜市で開かれました。
この勉強会は、大垣共立銀行の取引先でつくるれいめい会が開いたもので、会場となったOKBふれあい会館には会員企業から55人が参加しました。
講師を務めたのは、元 岐阜市 歴史博物館 学芸員の土山公仁さんです。
土山さんは「家康の選択 3つの岐路」と題して講演し、尾張人質時代、清須同盟、築山殿事件の3つ転機について解説しました。
このうち、妻と息子を死に追いやった築山殿事件を巡っては、家康の嫡男信康に娘を嫁がせていた織田信長の了解を得た上で進められたとして、身内を殺害するという「家康にとっては黒歴史の責任を信長に押し付けた」と紹介しました。
ほかにも、信長との出会いが岐路になった事例を解説し、参加者は熱心に聞き入っていました。