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「行ってらっしゃい」 高山市の飛騨川で児童が稚鮎を放流

高山市朝日町の児童が16日、鮎の健やかな成長を願って学校近くを流れる飛騨川に稚鮎を放流しました。
これは高山市朝日町の朝日小学校で郷土学習アドバイザーを務める「朝高子どもしとねる会」が、益田川上流漁協が行う稚鮎の放流に合わせて行ったもので、児童たちが川や魚への親しみを深めることが目的です。
この日は朝日小学校の4年生から6年生の計20人が稚鮎約2500匹を放流。体長12センチほどの稚鮎をバケツに入れてもらい、「行ってらっしゃい」と声を掛け、大きく育つよう願いを込めて放流しました。
放流のあと、「朝高子どもしとねる会」の長瀬真人会長は児童たちに、鮎にスイカの様な香りがすることや、利き鮎の大会では県産の鮎がグランプリに輝くなど「全国で一番おいしい鮎は岐阜県の鮎」と誇らしげに語っていました。
※6年生女子児童
「また大きくなってこの川に戻って来てほしいと思いました、(鮎がバケツに)いっぱい入っていてとても可愛かったです。」
益田川上流漁協によりますと、放流した鮎は6月20日の鮎釣り解禁日までに体長18センチほどに育つということです。