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AIなどを使って表現 「岐阜アートギャザリング2023」開催 岐阜市

SNSで970万回再生されているAIやデジタル技術を使ったアート作品が、岐阜市の...
デジタル技術を使ったアート作品=10日正午、岐阜市司町、みんなの森 ぎふメディアコスモス

 SNSで970万回再生されているAIやデジタル技術を使ったアート作品が、岐阜市のぎふメディアコスモスで展示されていて、多くの人が携帯電話で撮影するなどして楽しんでいます。

 このアート企画展「岐阜アートギャザリング2023(にーまるにーさん)」は、岐阜市と東京・豊島区の交流事業の一環として、選抜されたアーティストを紹介しているものです。

 「弁天様」と題した映像作品は、メディアアーティストの志茂浩和さんが、デジタル技術を使って制作しました。

 二人羽織りをした状況から4本の腕を動かして撮影され、揺れ動く感情を表現しています。

 また、「本に挟まる人」という作品は、岐阜市民36人がモデルを務め、本棚に置かれた本の間に、横3センチ、高さ15センチほどの小さい人の映像が映されています。

※訪れた人
 「何かわからないから、おもしろいです」
 「富山から足を運びました。怖さみたいなものもあるんですけど、なぜかずっと見ていられるのですごく不思議な感じがします」

 志茂さんはアート企画展を通して、AI技術が進歩する中で世の中のどこに真実があるのか警鐘を鳴らしています。

※志茂浩和さん
 「これから、どなたもAIと付き合っていかなければならない時代になると思う。AIによって世の中がまた変わりそうな気がしています。大きな岐路に立っている気がします」

 志茂さんが手がけたアート展は、5月14日まで開催されています。

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