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「旅の書家」桑原翠邦書作展 岐阜県高山市の光ミュージアム

全国を巡って書道の技法を伝えたことから「旅の書家」とも呼ばれた桑原翠邦の書作展が、高山市の光ミュージアムで開かれています。
桑原翠邦は、昭和初期から平成の初めごろにかけて活躍した書家で、中国や日本の先人たちが積み重ねてきた書の技法や美しい文字の形をいまに伝えようと活動しました。
全日本書芸文化院の初代会長を務めた翠邦は、一本の筆で書き上げる文字の形、書の力を追求し、その卓越した筆さばきは多くの書道愛好者を魅了しました。
全国を巡って手本となる書道を教えたことから、「旅の書家」とも呼ばれました。
会場には、翠邦が書き残した楷書、行書、さらに 隷書や篆書など、さまざまな書体の作品約70点が展示され、奥深い書道の世界を感じ取ることができます。
この展示会は、6月5日まで開かれています。