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春の叙勲 岐阜県内関係者70人に栄誉

春の叙勲の受章者が29日、発表され、岐阜県内からは旭日章と瑞宝章にあわせて70人...

 春の叙勲の受章者が29日、発表され、岐阜県内からは旭日章と瑞宝章にあわせて70人が受章しました。

 県内関係の受章者は、社会のさまざまな分野で顕著な功績を挙げた人を表彰する旭日章に11人、公共的な業務に長年携わり功労を積みか重ねた人を表彰する瑞宝章に59人のあわせて70人が受章しました。

 このうち、瑞宝中綬章を受賞した元県副知事の上手繁雄さん(70)は、県の健康福祉部長や総合企画部長などを経て2010年に副知事に就任し、7年半にわたり知事を支えました。

 上手繁雄さん
 「両陛下・皇太子殿下に県民を身近に感じてもらおうと、県民に近い感じでイベントをすることを心かけてきましたし、岐阜県にはなかった総合周産期(母子)医療センターという24時間危険な母体を守るということで県の総合医療センターに設けることができました。(瑞宝章は)自分1人で成し遂げたことではないので、できる限り多くの職員・支援していただいた皆さま方と一緒に喜びを分かち合えればと思います」

 また、瑞宝双光章を受章した元県農政部長の山内清久さん(72)は、化学肥料を減らし、クリーンな肥料による安全な農作物の生産や、農畜産物の海外輸出を視野に入れたブランド力の向上に尽力しました。

 山内清久さん
 「先輩とか同僚とか後輩が一緒の県職員の仲間として一緒になって作ってきた仕事がお祝いを頂けたことは大変ありがたいと思うし、自分がやっていることが地域の農家の皆さんとか市町村の人のために役立つことで現場に相当話し合いをしながら少しでも貢献できたかなと思っています」

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