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春の褒章 岐阜県内在住者からは15人が受章

春の褒章の受章者が28日発表され、岐阜県内からは15人が栄誉に輝きました。 県内...
県内の褒章受章者数

 春の褒章の受章者が28日発表され、岐阜県内からは15人が栄誉に輝きました。

 県内では、社会奉仕活動などで実績のあった人をたたえる緑綬褒章に1人、その道一筋に励んだ人を対象とする黄綬褒章に2人、公共の利益に貢献した人に贈られる藍綬褒章に12人が輝きました。

 このうち消防功績で藍綬褒章を受章した飛騨市神岡町の坂下英基さん61歳は、1988年に当時の神岡町消防団に入って以来、30年以上にわたって活動を続けています。

 2022年からは飛騨市消防団の副団長として団員の指揮をとっています。

 坂下さんは印象に残ったこととして、入団して間もない頃に起きた大津山の山火事を挙げ、消防車両が積雪に阻まれるなか「ジェットシューター」を背負って斜面の草をつかみながら、四つん這いになって消火活動に向かい、延焼を防ぐために汗を流したと振り返りました。

 普段は会社員でありながらもサイレンの音を聞くと落ち着いていられないと話しています。

※坂下英基さん
 「これまで先輩や家族の助けがあって長く続けられたことに感謝しております、若い方に入団して頂けるよう尽力して参りたいと思っております。」

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