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女子生徒の個人情報文書が盗難被害 岐阜県の公立高校6校で発覚

県教育委員会は24日、県立高校6校で保管していた在校生と卒業生420人分の個人情...
盗難被害を報告し、謝罪する岐阜県教委=24日午前、岐阜県庁

 県教育委員会は24日、県立高校6校で保管していた在校生と卒業生420人分の個人情報が記載された紙の文書が盗まれていたと発表しました。

 盗難の被害にあったのは岐山高校、加納高校、羽島高校、大垣南高校、大垣商業高校、関高校の6校で、名前や住所、連絡先などが記載された個人調査票などいずれも女子生徒420人分です。

 県教委によりますと、2022年11月、愛知県警が別の窃盗事件で逮捕した男の自宅から生徒の個人情報が記載された個人調査票などが発見され、盗難事案が発覚しました。

 警察から連絡を受けた学校が被害や保管状況を確認した上で、被害生徒のうち333人には事案の説明と謝罪をしましたが、残る87人とは連絡がとれていないということです。

 逮捕された男の自宅からは調査票のほかにも盗難が発覚した6校を含め、公立高校10校の生徒のジャージや制服、シューズなど34点が見つかったということです。

 現時点で生徒への被害や個人情報の悪用などは確認されていないといい、県教委は保管場所の防犯性を高め、校舎や保管庫の施錠と鍵の管理を徹底するとしています。

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