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4年ぶりの本格開催「春の高山祭」 祭屋台のひきそろえやからくり奉納で観光客を魅了

ユネスコ無形文化遺産の「春の高山祭」が14日から高山市で始まり、4年ぶりに祭屋台...
祭屋台の曳き揃え=14日午前7時ごろ、高山市

 ユネスコ無形文化遺産の「春の高山祭」が14日から高山市で始まり、4年ぶりに祭屋台のひきそろえやからくり奉納が行われ、国内外から訪れた観光客を魅了しました。

 高山祭は「春の山王祭」と「秋の八幡祭」の春と秋の総称で、京都の祇園祭・秩父の夜祭とともに「日本三大美祭」の一つに数えられています。

 コロナ禍や去年は雨で縮小されるなど、本格的な開催は4年ぶりです。初日の14日は、金箔や漆、精巧な彫刻が施されたきらびやかな11台の祭屋台が各蔵からひき出され、屋台組の氏子が誇らしげに古い町並をひき回して観光客の視線を集めていました。

 また、「赤い中橋」の袂にあるお旅所前に勢ぞろいした三番叟(さんばそう)、石橋台(しゃっきょうたい)、龍神台(りゅうじんたい)がそれぞれのからくり人形を糸で巧みに操る演舞を披露し見物客から大きな拍手が送られていました。

 春の高山祭は、15日まで行われます。

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