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自民33議席で現有上回る 猫田氏は最多タイ14選 女性6人全員当選 岐阜県議選

統一地方選挙の前半戦・県議会議員選挙は9日投票、即日開票され、定数の46人の顔ぶれが決まりました。
選挙戦となった9つの選挙区では、現職22人と元職1人、新人4人が当選しました。
無投票の当選者をあわせると、自民党は公認・推薦した候補者34人のうち33人が当選し、自民系会派「県政自民クラブ」の現有議席32議席を上回り、圧倒的な「一強」を見せつけました。
注目された多治見市選挙区では、いずれも新人で、無所属の判治康信氏と自民推薦の今井瑠々氏が当選し、自民公認の友江惇氏は落選しました。
※判治康信さん
「やはり少子高齢化というのは、どこの選挙区でも全国的にもあることですので、やはり子育ての部分、あとはやはり高齢者、障害を持っておられる方に手を差し伸べて寄り添っていきたい」
※友江惇さん
「大変残念な結果ではございますが、皆さまと一緒に闘ってこれたこと、そして多くの市民の皆さま方から多くのご期待の声を届けていただいたこと、これは本当に私にとって財産でございます。結果は出せませんでしたが、皆さんとともにまたこの多治見市のまちづくりを何らかの形で貢献できていけたらいい」
また、大垣市選挙区では、猫田孝氏が全国の都道府県議会で最多タイとなる14回目の当選を決めました。
一方、初めて参戦した日本維新の会は2人の候補者を立てましたが、議席は獲得できませんでした。
なお、女性の候補者は立候補した6人全員が当選し、現在の4人から2人増えました。
不破郡選挙区では、無所属の木村千秋氏が三つどもえの戦いを制し、初当選を果たしました。
全体の投票率は41.60%で、前回を0.05ポイント上回ったものの、過去2番目に低い投票率となりました。