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岐阜県内地価 住宅地と商業地で下落 工業地は31年ぶり上昇

土地の取引価格の指標となる公示地価が22日発表され、県内は住宅地と商業地で下落が...
岐阜市内

 土地の取引価格の指標となる公示地価が22日発表され、県内は住宅地と商業地で下落が続いている一方、工業地は 31年ぶりに上昇しました。

 地価の平均変動率は、前の年に比べて住宅地はマイナス0.6%、商業地でマイナス0.3%と、いずれも31年連続の下落となりました。

 下落幅はコロナ禍をきっかけとした在宅志向や経済活動の再開により前の年より縮小しています。

 一方、工業地は製造業が堅調であることなどからプラス0.4%となり、31年ぶりに上昇しました。

 全ての用途の平均変動率は、マイナス0.4%でした。

 商業地で最も上昇したのは、JR岐阜駅前の岐阜市吉野町のプラス4.3%で、価格は1平方メートル当たり64万8000円と17年連続で県内最高となりました。

岐阜市吉野町

 工業地で最も上昇したのは、名神高速道路の岐阜羽島インターチェンジに近い羽島市上中町中のプラス1.7%でした。

羽島市上中町中

 なお、住宅地の最高価格は、JR岐阜駅の徒歩圏内にあり生活の利便性が高く評価された岐阜市金町6丁目が1平方メートル当たり31万6000円で、3年連続で最高価格となりました。

岐阜市金町

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