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岐阜の新たなにぎわいの創出へ 再開発組合が設立

岐阜市の中心市街地で進む再開発事業に関してJR岐阜駅北側に建設が計画される高層ビ...
岐阜駅北中央東地区と中央西地区の両市街地再開発組合の設立発表会=22日午後2時ごろ、岐阜市

 岐阜市の中心市街地で進む再開発事業に関してJR岐阜駅北側に建設が計画される高層ビルや周辺施設について再開発組合は22日、具体的な事業の計画概要を明らかにしました。

 これは岐阜駅北中央東地区と中央西地区の両市街地再開発組合の設立発表会で明らかになったものです。

 それによりますと、中心市街地を南北に走る金華橋通りの東側と西側にともに34階建て、高さ約130メートルのツインタワーを建設する計画です。

 1階と2階は商業施設、3階と4階は業務施設、5階以上は分譲マンションとして整備します。

 また、駅とタワーをつなぐ歩行者デッキも再整備して駅前における人の回遊性を高め、にぎわいの軸となることが期待されます。

 会見で岐阜駅北中央東地区市街地再開発組合の柴山直人理事長は「魅力ある岐阜づくりに貢献していきたい」と、また中央西地区市街地再開発組合の川口富雄理事長は「再び岐阜駅前の顔と言ってもらえるよう努力したい」と意気込みました。

 出席した柴橋正直市長は「岐阜市のまちづくりは確実に進んでいる。行政としても市民の皆さんともに事業推進に全力を掲げたい」と期待を寄せました。

 ツインタワーは2025年度の着工、2028年度の完成が予定されています。

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