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武将や兵士が動く!デジタル関ケ原合戦図屏風の一部完成 岐阜関ケ原古戦場記念館

関ケ原合戦での兵の動きをデジタル技術で表現した、動く合戦図屏風の一部が完成し20日、報道関係者にPR動画が披露されました。
公開されたのは「関ケ原合戦図屏風」を基に制作されたデジタルアート作品で、動く合戦図屏風6扇のうち右側2扇の映像です。
桃配山に布陣した徳川家康の陣や、石田三成の隊に鉄砲を撃ちかける黒田長政隊の動きなどが、約3分の動画にまとめられています。
関ケ原町の岐阜関ケ原古戦場記念館が、映像作家・重田佑介さんに依頼し、約半年かけて作られました。
実際の屏風には描かれていない爪を噛んでいらだつ家康や、おつかい番の動きなどデジタルからだからこそ伝えられる合戦当日の様子も史実をもとに盛り込まれています。
※岐阜関ケ原古戦場記念館 小和田哲男館長
「臨場感がある、そういったところが魅力。6曲全部がこうやってデジタルで動くようになってくると迫力があると思いますので、ぜひご覧になっていただきたい」
全体が完成するのは約1年後ですが、今回制作された右側2扇の映像は21日からゴールデンウイーク明けまで一般公開されます。