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岐阜市で女性をはねて引きずり 男に懲役4年の実刑判決

2021年、岐阜市内の道路で女性を車ではねて引きずり死亡させたとして、過失運転致死や殺人未遂の罪などに問われた男に対し、岐阜地裁は3日、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
この裁判は 2021年3月、岐阜市の道路で乗用車を運転中、路上にしゃがみこんでいた当時25歳の女性をはねた上、車の底部に巻き込んだまま約670メートル走行し死亡させたとして、岐阜市のアルバイト・髙佑翔被告(22)が、過失運転致死と殺人未遂の罪などに問われたものです。
髙被告は「衝突した時は、人だと思っていなかった」と起訴内容を一部否認。
検察側は懲役6年を求刑していました。
3日の判決で岐阜地裁の入江恭子裁判長は「被害者をはね、車で引きずる行為は生命侵害の危険性が非常に高く、被害者が受けた苦痛は重大」と非難しました。
その一方で、「酔っぱらった状態で路上にしゃがみこんでいた被害者の行動にも落ち度はある」などとして、懲役4年を言い渡しました。