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詐欺被害を察知 大学生コンビニ店員に感謝状

ニセ電話詐欺の被害を未然に防いだとして岐阜北警察署は2日、コンビニ店員の女子大生...
感謝状を受け取ったコンビニ店員と店長=2日午前、岐阜北警察署

 ニセ電話詐欺の被害を未然に防いだとして岐阜北警察署は2日、コンビニ店員の女子大生に感謝状を贈りました。

 感謝状が贈られたのは、岐阜市早田栄町のファミリーマート早田栄町店と、店員で東海学院大学1年生の星場順香さん(19)です。

 贈呈式では、加藤強署長が笠原健史店長と星場さんに感謝状を手渡しました。

 星場さんは2月18日、5万円の電子マネーを購入しようとした高齢夫婦の様子から詐欺被害の可能性があると感じて購入の理由を尋ねました。

 すると、夫婦は「パソコンがウイルスに感染したので修理用に」と答えたため、星場さんは詐欺だと確信し、110番通報したということです。

※星場順香さん
 「未然に犯罪を防ぐことができて大変うれしく思います。また、こういった犯罪がもしかしたらあるかもしれないので、もしカードを買われるお客さまがいましたら、その時は注意深く見てお声掛けできればなと思います」

 県内のニセ電話詐欺の被害は2022年1年間で、前の年より27件多い245件、被害額は 前の年より約1億9000万円多い4億7000万円に上っています。

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