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墨の濃淡や趣のある筆遣い堪能 墨の祭典「県書作展」岐阜髙島屋で開幕

県内で活躍する書作家の作品を一堂に集めた墨の祭典 県書作展が、2日から岐阜市の岐阜髙島屋で始まりました。
県書作展は、書道文化の振興を図ろうと岐阜新聞、岐阜放送が毎年開いているもので、2023年で44回目を数えます。
初日の2日は 開場式が行われ、県書作家協会の伊藤仙游会長が「字の形や並び、余白の使い方などを受け手が自由に感じ取ってほしい」とあいさつしました。
会場には 運営委員会が選抜した県内在住の作家129人が書き上げた漢字や仮名、篆刻などの新作が展示されています。
このうち 伊藤仙游会長の作品は春の長寿を祝う「椿寿は八千の春」で、青みがかった墨、青墨を使って柔らかくしたため、温かみと大きな広がりを表現しています。
来場者は ずらりと並ぶ作品を見て回り、墨の濃淡や趣のある筆遣いを堪能していました。
この書作展は、3月7日まで開かれています。