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伝統家屋で珍しい「おひな様展」 岐阜県下呂市

下呂市にある国の登録有形文化財「銀花荘」で、3月1日からはじまる「おひな様展」を...
展示されているおひな様=28日午前、下呂市萩原町中呂、銀花荘

 下呂市にある国の登録有形文化財「銀花荘」で、3月1日からはじまる「おひな様展」を前に、一足早く訪れた近所の人たちが珍しいおひな様を楽しんでいます。

 下呂市萩原町にある銀花荘は「益田造り」と呼ばれる伝統的な建築家屋で、オーナーの須賀雄治さん(74)が収集した民芸品とともに「おひな様展」が毎年開かれています。

 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなった展示では、江戸時代から明治時代の貴重なひな人形20組が飾られ、高さ60センチを超える珍しい「瀬戸内びな」や能のお面のような面長の「享保びな」などが、味わい深い民芸品約1000点とともに展示されています。

※銀花荘オーナー 須賀雄治
 「顔の違いをよく観察して楽しんでいただければと良いと思います」

 「おひな様展」は3月1日から3月5日まで開かれ、入館は無料です。

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