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岐阜県飛騨地域のひな祭りを彩る「ひし餅」づくり始まる

旧暦で祝う飛騨地方のひな祭り(4月3日)で飾られる5色の「ひし餅」づくりが高山市...
5色のひし餅づくり=21日午前9時ごろ、高山市一之宮町

 旧暦で祝う飛騨地方のひな祭り(4月3日)で飾られる5色の「ひし餅」づくりが高山市で始まりました。

 5色のひし餅作りは、約40年前に地元有志で考案されたもので、赤カブやカボチャなどを使い天然の色で仕上げられます。

 高齢化が進み、当時10人ほどいた作り手は、いまでは高山市一之宮町の農家民宿「みづの荘」の女将水野美代子さん(75)一人となりました。

 5色の餅は、雪の「白餅」、雪解けの後の土を表す「きび餅」、若葉の芽吹きの「よもぎ餅」、咲き誇る花の「紅餅」、そして実りを表す「カボチャ餅」で、雪解けから収穫までの意味が込められています。

 ひし形に切りそろえられた「ひしもち」は一袋450円で「みづの荘」と高山市のアンテナショップで販売されるということです。

※農家民宿「みづの荘」女将 水野美代子さん
 「心もカラフルになりますので、ぜひ食べてください」

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