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おひなさまのセカンドライフ 「福よせ雛」展 岐阜県博物館

使われなくなった ひな人形をアレンジし、新たなストーリーを与えてもう一度 見ても...
御嵩町の特産品のパンフレットを手にするおひなさま=7日午前10時ごろ、岐阜県博物館

 使われなくなった ひな人形をアレンジし、新たなストーリーを与えてもう一度 見てもらう「福よせ雛」展が、岐阜県博物館で開かれています。

 「おひなさまの セカンドライフ」と題したこの「福よせ雛」展は、さまざまな事情により家庭で飾ることができなくなったひな人形を譲り受け、よみがえらせる活動を続けている御嵩町のグループが開いたものです。

 県博物館のマイミュージアムギャラリーには、リメークされた300体余りの人形が並んでいます。

 人形の姿勢を変えて動きをつけたり小道具を付け足したりして人形たちに新たな役を演じさせています。

 このうち、中山道御嶽宿のにぎわいをひな人形で再現したコーナーには、扇子やくつなど人形の装飾品を売る店がずらりと並び、客が品定めをする様子がユーモラスに表現されています。

 制作グループの代表・井口和広さんは「美しい姿のまま、やむを得ず手放すことになった人形をもう一度 何かの役に立ててあげたい」と話しています。

 この「福よせ雛」展は、3月19日まで開かれています。

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