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雄姿を再び F4戦闘機「ファントム」 岐阜基地から空宙博へ引っ越し

各務原市の航空自衛隊岐阜基地のF4戦闘機「ファントム」が来月下旬から、空宙博(=岐阜かかみがはら航空宇宙博物館)で常設展示されるのに合わせて18日、引っ越し作業が行われました。
F4戦闘機は「ファントム」の愛称で知られ、自衛隊の主力戦闘機として長年、日本の空を守ってきました。しかし、老朽化に伴い2021年3月、最後の配備先の岐阜基地でラストフライトを終えていました。
18日は岐阜基地から展示される空宙博までの引っ越し作業が行われました。けん引車両に引っ張られたファントムは滑走路などを通って岐阜基地を出発し、途中、基地の外に運び出すためクレーンを使って機体が持ち上げられ、柵を越える貴重な瞬間には多くのファンがカメラを向けていました。
無事到着した空宙博では、搬入作業に参加できる「つなひきイベント」が行われ、倍率8倍の応募者の中から選ばれた40人の小学生が力強くファントムを引っ張っていきました。
ファントムが常設展示される空宙博のリニューアル5周年イベントは3月25日から行われます。