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各務原市と関市でニセ電話詐欺被害4件相次ぐ 岐阜県警 

 14日から15日にかけて各務原市と関市の高齢女性が、百貨店の店員や警察などを名乗る男からのうその電話で、キャッシュカードを騙し取られる被害が4件相次ぎ、いずれも現金が引き出されました。
 
 14日午後1時半ごろ、各務原市に住む無職の80代の女性の家に、百貨店の店員をかたる男から「外国人風の女性があなた名義のカードを不正に利用したようだ」などと電話があり、銀行カード協会の職員を名乗る男が自宅を訪れキャッシュカード3枚を騙し取りました。

 女性はその後、市の広報無線で詐欺の手口を聞き、15日警察に相談したということです。女性の口座からは現金計300万円が引き出されていました。

 また、この女性とほぼ同じ時刻に各務原市の80代の女性の家に百貨店の店員を名乗る男から電話があり、同じ手口でキャッシュカード2枚を騙し取られました。現金計175万円が引き出されていたということです。

 このほか各務原市では15日、80代女性が市役所職員を名乗る男らからのうその電話でキャッシュカード1枚と現金計50万円を、関市の80代女性は金融機関の職員を名乗る男らからキャッシュカード2枚と現金計60万円をだまし取られました。

  警察は、ニセ電話詐欺事件として捜査するとともに、銀行員やその関係者、警察官がキャッシュカードを預かることは絶対にないので、そのような電話や訪問者があった時は警察に相談するよう呼び掛けています。

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