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学校給食で「ジビエ」 食を通して食品ロス削減学ぶ 岐阜県関市

野生鳥獣肉=ジビエを使った給食が13日、関市内の小中学校で提供され、児童生徒らが...
給食で提供されたシカの肉が入ったカレーライス=きょう午後、関市上白金、金竜小学校

 野生鳥獣肉=ジビエを使った給食が13日、関市内の小中学校で提供され、児童生徒らが食を通して食品ロス削減を学びました。

※報告
 「いつもと違った給食。こちらのカレーライス、使われている肉がシカの肉を使った『ジビエカレーライス』なんです」

 「ジビエ給食」は、農作物などへの被害を防止するために捕獲したシカの肉を学校給食として提供することで、これまで、埋めたり焼却したりしていたシカの肉を利活用しようと企画されました。

 関市では年間約600匹のシカを捕獲していて、今回の給食には上之保、武儀地域で捕獲されたシカの肉約120キロが使われています。

 関市内26の小中学校でジビエ給食が提供され、このうち、関市上白金の金竜小学校6年生のクラスでは、ミンチ状にしたシカ肉を使ったカレーライスに児童らが舌鼓を打ちました。

※児童
 「(シカ肉を食べたのは)初めて。いつもと違った肉で、これはこれでおいしい」

 関市学校給食センターでは、今後もシカ肉を中心に、ジビエ給食を提供していきたいとしています。

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