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素朴で温かみのある土人形がずらり 岐阜県下呂市で「土雛まつり」

下呂市の観光施設で素朴な土雛を展示する「土雛まつり」が開かれています。
土雛は、粘土を焼いて色や模様を付けた土人形で、主に庶民の間で受け継がれてきました。
下呂市森の下呂温泉合掌村には、市民らから寄せられた素朴で温かみのある土雛約2000体が、施設内の「しらさぎ座」をはじめ民族資料館や休憩室などに飾られています。
内裏や官女といったひな人形だけでなく、武将や歌舞伎役者、金太郎や桃太郎などさまざまな土雛が並んでいて、来場者を楽しませています。
※観光客(愛知県女性)
「すごい歴史を感じるなって思います。昔から、こうやってお祝いされていたのが、すごく伝わってきますね」
また、4月2日までの期間中、「しらさぎ座」では、約700体の土雛の前で芸妓が艶やかに舞う催しが、土曜日の午後と 日曜日の午前にそれぞれ5回行われます。