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災害時に炊き出し支援 県が調理師連合会と協定締結

災害発生時、避難所での生活が長期化する事態に備え、県は9日、県調理師連合会と炊き出し支援に関する協定を結びました。
協定では、県内で災害が発生した際、県調理師連合会が調理器具や食器、さらに原材料などを調達し、調理師が避難所へおもむいて炊き出しを行います。
県庁で行われた締結式で、県の堀裕行健康福祉部長と連合会の大脇房夫会長が、それぞれ協定書に署名しました。
締結後、大脇会長は「災害があった時には我々の得意分野である料理、調理を通して県民の方々に安心を届けたい」と述べました。
堀部長は「大きな災害が発生すれば長期にわたり避難所で生活される方も出てくる。あたたかい食事や手づくりの食事を食べたいという気持ちになる」と協定の意義を強調しました。
県によりますと、実際に調理師が避難所におもむいて炊き出しを行う協定は県内で初めてということです。