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卒業証書を手作り 児童が伝統の「山中和紙」紙すきに挑戦 岐阜県飛騨市

飛騨市の小学6年生の児童が3月の卒業式に向け、地域に伝わる紙すき方法で、卒業証書用の台紙を作りました。
飛騨市河合町の河合小学校では毎年、6年生児童が地域特産の「山中(さんちゅう)和紙」の工法で、卒業証書の台紙づくりに挑戦しています。
この日は、6年生8人が地元の和紙工房「いなか工芸館」を訪れ、山中和紙の手すき職人柏木昭人さんから手ほどきを受けました。
子どもたちは、簀桁(すげた)と呼ばれる木の枠を使って紙を漉き、水分を吸い取ったあと、ツバキの葉を使って形を整えながら仕上げていきました。
※女子児童
「河合町の伝統の和紙で作ったものなので、とっても良い卒業証書になりそうです」
※男子児童
「6年間のすべて楽しかった記念になりそうです」
台紙を使った卒業証書は3月23日に行われる卒業式で手渡されます。